2017年3月12日日曜日

鎌倉市役所の移転

について、鎌倉市の委員会は、移転という結論を出したようですが、同時に移転先候補として、深沢地区を示したそうです。

東京新聞毎日新聞の記事が出ています。

以下は東京新聞の記事の抜粋
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 老朽化が進む鎌倉市役所本庁舎(同市御成町)の建て替え問題を検討していた、外部識者による市の「本庁舎整備方針策定委員会」(委員長=国吉直行(なおゆき)・横浜市立大教授)は九日、現在地での建て替えや補修よりも、移転して建て替えるよう提言をまとめ、松尾崇市長に提出した。
 現在の本庁舎は一九六九年に建てられ、五階建て、高さ約二十メートル。壁のひび割れ、雨漏りなどがある。
 委員会が移転とした理由は、現在地は市が二〇一四年に制定した市風致地区条例などで建物に高さ十メートルまで、建ぺい率40%以内との制限があり、低層の建物しか建てられないためだ。また、現在地は津波想定浸水範囲内にあり、災害に強い庁舎にするためにも、移転すべきだとしている。
 コストの試算でも、移転の百八十億円に対し、現在地での建て替えや補修は仮庁舎のコストなどが膨らみ、それぞれ百九十四億円、二百七億円とされた。
 委員会は移転先について、二万五千~三万平方メートルの床面積の建物が必要とし、候補地として同市深沢の「深沢地域整備事業用地」を挙げている。
 提言を受け、市長は月内に移転の方針を決め、二〇一七年度に候補地を決める委員会を立ちあげる方針を示した。ただ、住民から現在の市中心部からの移転に反対の声もあり、先行きは不透明だ。 (草間俊介)