のニュースが読売新聞やカナロコに出ていました。
移転の候補地に深沢整備事業の場所も候補になっていて、今年の3月には方針決定で、移転の場合は6年間かかるとのこと。
深沢に移転となれば、整備事業も進んでいくのかもしれません。
移転は、津波対策とのことで、ハザードマップなどでは鎌倉市役所まで津波が来ることが示されているため、ネット上の掲示板などでは移転することに賛成する意見が多いようです。
市庁舎移転については
市報で特集されています。
読売新聞の記事
鎌倉市役所移転の公算大
神奈川県の鎌倉市役所本庁舎の建て替えなどを検討している外部有識者による整備方針策定委員会は、JR鎌倉駅西口にある現在の本庁舎について、災害対策などを理由に移転するよう松尾崇市長に提言する方針を固めた。
松尾市長は3月中にも整備方針を決める予定で、市役所が移転する公算が大きくなった。
策定委は、現庁舎の建て替えや補修では災害時に市役所が十分に機能しない恐れがあると判断した。今後、市民の意見も参考にして提言を取りまとめ、松尾市長に提出する。移転する場合は市西部の深沢地区などが候補地になる見通し。整備には6年ほどかかるため、新庁舎は早ければ2020年代半ばの完成が見込まれている。
鎌倉市役所移転提言へ
鎌倉市役所の整備方針を議論している市の本庁舎整備方針策定委員会は、本庁舎の移転方針を素案にまとめた。市民からの意見募集を経て市側に提言し、3月中に松尾崇市長が方針を決定する。
大学教授ら9人の有識者からなる同委員会は2016年度、(1)建て替え(2)長寿命化(3)移転-などの方策を検討してきた。本庁舎は1969年に建て
られ、壁のひび割れや雨漏りなど老朽化が進んでいる。神奈川県が東日本大震災後に公表した津波浸水想定の範囲内に立地しており、地下の電気設備が水没する
危険性があるほか、分散している市役所機能の集約化も課題となっている。
素案や市経営企画課によると、建て替えの場合、現在地は市の風致地区に当たるため建物の高さが10メートルに制限され、十分なスペースの確保と機能集約化が難しい。文化財が埋蔵している可能性もある。
3パターンの工事費の試算では、建て替えが194億円、長寿命化が207億円、移転が180億円。建て替えと長寿命化は、仮庁舎をつくり2度の引っ越しが必要となるため、移転に比べてコストが膨らむことが分かった。
これらを総合的に判断して素案を作成。移転には約6年かかり、移転先として深沢地域整備事業用地や野村総合研究所跡地などを想定した。